ギャラリーソラリス企画展 笠井爾示 写真展 「羊水にみる光」

ギャラリーソラリス企画展 笠井爾示 写真展 「羊水にみる光」
笠井 爾示
2020/05/12 ~ 2020/05/24
ソラリス大阪

近年、ヌードも含めた女性の姿をパーソナルな視線を通して多数発表してきた写真家・笠井爾示。

2011年以降の約6年間に撮影した女性たちをおさめた写真集「東京の恋人」(玄光社/2017)、川上奈々美の姿を4年間にわたり撮り続けた写真集「となりの川上さん」(同)、モデル・七菜乃を3年を掛けて撮影した写真集「七菜乃と湖」(リ ブロアルテ/2019)、201719年にわたり日記のように撮りためた東京の街と女性たちの写真集「トーキョーダイアリー」(玄光社/2019)、女優・階戸瑠李を約2年間にわたって撮影した写真集「BUTTER」(同)と、そのどれもが女性たちを記号化することなく、生きていることの存在感を放つように写し出されています。

 

今年3月に発売された、笠井の10冊目の写真集となる最新作『羊水にみる光』(リブロアルテ/2020)は、そんな多くの女性達を写真に収めてきた笠井をもってして「凡庸な言葉では言い表せない魅力を持った稀有な被写体」と言わしめたモデル・兎丸愛美を撮影した作品となります。

そのままの自分を大切にするためにはだかでいることを選んだモデル・ 兎丸愛美。2014年に一回、2019年に二回と、計三回にわたり行ったフォトセッションを収めた本作には、二人の共通項である写真へのひたむきな愛情と懸命さが写し出されています。

写真集『羊水にみる光』のタイトルは、本写真集のモデルである兎丸愛美自身が付けたものです。母親の温かな胎内で揺られながら羊水越しにみる光、それは新たな世界への旅立ちであり、少女から女性への変容という意味も持ち合わせています。鑑賞者は兎丸愛美という多面性を持った被写体に笠井同様、心を大きく揺さぶられることでしょう。

 

慎重に抑えられた色調と光、そして既存の枠に囚われない自由なポージングや構図で表現された、彼女という1人の人間の羽化の瞬間。写真への本能的な欲望を持った二人が織り成す作品群を、ぜひ会場でご覧ください。

入場料 500(税込)

 


笠井爾示 写真集「羊水にみる光」

3,500円(税別)

出版社 = Libro Arte

アートディレクション = 瀬崎幹太(FIVE

刊行年 = 2020

261×258㎜|64ページ・写真図版カラー45点|上製本

 

 


写真展「羊水にみる光」初日の512日(火)夜に笠井爾示×兎丸愛美×一花義広(リブロアルテ)3名によるトークイベントを実施いたします。二人が出会ったきっかけから、撮影秘話や写真集制作の裏側についてなど、作品をより楽しむことのできる貴重な内容となっております。この機会にぜひご参加ください。お申込は下記のお申し込みフォームからどうぞ。

5/12(火)19:00~】笠井爾示×兎丸愛美×一花義広(リブロアルテ) トークイベント [要予約]

日時|512日(火) 19:0021:00

会場|ソラリス

料金|1,500

定員|20

お申し込みフォームはこちら