西川善康写真展「マチハニワ」

西川善康写真展「マチハニワ」
西川 善康
2021/05/07 ~ 2021/05/18
gallery 176

展示概要
 私(西川)は大学では造園を学び、造園設計の仕事をしていました。その後、フィリピンに青年海外協力隊員として赴任し、帰国後、写真や映像、デザインの仕事をしています。

 これまで、自らの原点である造園、庭園に関連する作品「garden」、アジア(主にフィリピン、台湾)の人々の営みや風景をまとめた作品「DAVAO 1996-1999」、「DAVAO 2019」などを発表しています。今年2021年は、その中の造園・庭園とアジアを融合させた作品を中心に展開していく予定です。

 まずは、造園・庭園と台湾をテーマにした「マチハニワ」を発表します。前回2020年の「garden」では、七つのパートに分けて庭の写真を展示し、最後のパート「外」で、庭の外である台湾の街の作品を展示しました。今回の「マチハニワ」は、この「外」のパートの続編的意味合いの作品になります。

 

作品説明
 ここ数年頻繁に訪れている台湾は、亜熱帯・熱帯性気候のためか、ガジュマルやホウオウボクなど、大きな樹木を至るところで見かけ、街中に緑があふれています。街を歩いて撮影していると、突然建物の影から樹木が現れたり、軒下の大量の鉢植えに行く手を阻まれます。人工構造物(建築物、看板、道路、歩道橋など)と自然素材(樹木)が絡み合う様は、観る角度、切り取り方によっては、庭園の一風景に見える場合があります。

 日本庭園は、自然素材(樹木や石、苔など)を用いて、人が意識的に創り出した自然を模した空間です。これに対し、台湾の街中の緑が織り成す光景は、人が無意識に創り上げた「庭園」ではないでしょうか。台湾の「マチハニワ」。私はそう思います。

 

展示構成:archival pigment print(インクジェットプリント)、映像(予定)、冊子(予定)

企画:gallery 176 西川善康

 



西川善康写真展「マチハニワ」

会  期:2021年5月7日(金)〜5月18日(火)
休  廊  日:5月12日(水)、13日(木)
開廊時間:13:00〜19:00
会  場:gallery 176(詳細は、掲載ページをご覧ください。)

会期中の作家在廊予定
作家西川は全日在廊予定です。変更がある場合は、Facebook、Twitterでお知らせします。