谷 明、野田 光治、北尾 辰也『3人によるアート作品展』

谷 明、野田 光治、北尾 辰也『3人によるアート作品展』
谷 明・野田 光治・北尾 辰也
2022/01/24 ~ 2022/02/05
Art Gallery M84

 Art Gallery M84は、2022年1月24日(月)より表現方法において独自の追求を続ける 3人のアーティストによる作品展を開催します。
 今回の作品展は、Art Gallery M84の第112回目の展示として実施する3人展です。谷 明、野田 光治、北尾 辰也『3人によるアート作品展』は、Art Gallery M84で年に二回開催している 飾りたいと思う写真展『アートの競演』に一緒に展示して、親密に繋がった作家達による作品展です。本展示では「飾りたいと思うアート作品」をテーマに、作家がそれぞれの魅力を作品に閉じ込めました。今回展示される作品は、全て購入可能です。

 平面中心の作品が多いですが立体作品もあります。芸術にはコンセプトや一種の毒が必要だと考えて、サスティナビリティを表現した立体と記憶の重層化された写真アート作品を展示予定の谷 明。光と其の諧調をテーマとし、時代を超えて記憶に残る情景をテーマに詩情豊かに写だし物語を感じさせる街並み(パリ)を捉えたカラーとモノクロ作品を展示予定の野田 光治。絶え間なく変化する波の複雑な造形に、宇宙や大地、さらに自身との関わりを見出し、新たなアングルと表現方法で迫った作品を展示予定の北尾 辰也。表現方法において具象から抽象まで幅広くそれぞれの作品は、調和し溶け合うことがありません。それぞれの作品に映り込みながら反応し合う表現に是非ご注目ください。

※ 1月29日(土)16:00~18:00に、作品展の会場にて、ギャラリートークを予定しております。(先着15名、ギャラリートーク実施中は入場制限を致します。実施は、感染状況により判断します。)

【作家の一言】
●「翼」の持つイメージが我々人間を魅了して止まないのは鳥や昆虫の様に人の肉体では体現出来ない「飛翔」と言う空間の3次元性を象徴している事にあるのかも知れない。ギリシャ神話の世界では発明家である父ダイダロスと息子イカルスの悲劇とその結末が神に背く者への啓示として語られている。しかし、いつの日か、新たなるイカルスの翼は風を孕み大空に舞い踊ってエネルギー(電気)を産み出すダイナモとして碧空に蘇って来るであろう。だが同時にサタンの闇と誘惑も又、その背に背徳の黒き「翼」と共に訪れるのである。建築家&芸術家 谷 明

●あらゆる情報、映像が溢れ、錯綜する現代はもはや写真に於ける「決定的瞬間」の概念は一つのカットの中から生まれるのではなく記憶の重層化されたイメージの中から浮かび上がって来るものかも知れない。例えば、キュビズムの視線の様に対象を多数の異なる視点と方向から一綴りのシークェンスとして撮影し、これらをレイヤーとして何層にも重ね合わせて行くと、重層化したデジタル画像の奥からまるで澱の様に沈殿した「モノの世界」(ボードリヤール)のイデアとも言うべきイメージが亡霊の様に現れては来ないだろうか。あらゆる情報・映像の錯綜する都市空間は物のイデアを表出させ、現代の状況を切取る最も適格な決定的-対象と言えるでしょう。建築家&芸術家 谷 明

●フランスで漢字の似合う街、それは「巴里」。コロナ前に何度か訪れたお気に入りの街パリ。名画が揃う美術館、街角、路地裏、カフェ、セーヌ川沿いの風景の中に生き生きと人々が生活していました。スペインやフランスの「雨の夜」を絵画調に仕上がるキャンバスカラープリントで表現し、パリの街並はモノクロで表現しました。写真家 野田 光治

●波が陸と出会う事で生じる白波、その白波の模様は、極めて複雑で常に変化しています。波を生み出す力、特に海における波のようにダイナミックな動きは月の力なくしてはあり得ません。そこに風など様々な働きが加わっています。また、陸なくしては白波も生まれません。この不動に見える陸も移動し隆起や陥没を繰り返しています。しかしながら、これらは極めてシンプルな法則に導かれています。大げさな言い方になりますが宇宙はシンプルな法則による秩序と調和の世界(COSMOS)であり、私たちもこれらの法則によって構成され活動しているのです。写真家 北尾 辰也

 


 

▼写真展概要
谷 明、野田 光治、北尾 辰也『3人によるアート作品展』
期 間:2022年1月24日(月)~2月5日(土)
    会期中無休
    10:30~18:30(最終日17:00まで
場 所:Art Gallery M84

作品数 : 約30点
    展示作品は、全て購入可能
入場料 : 無料
※詳細は、公式サイトをご覧ください。