西野嘉憲 写真展「熊を撃つ」

西野嘉憲 写真展「熊を撃つ」
西野 嘉憲
2022/01/20 ~ 2022/01/31
OM SYSTEM GALLERY

飛驒地方の最奥に位置する「山之村」は、北アルプスに連なる標高1000mの山間集落です。この地はかつて「秘境」と呼ばれ、村人は雪に閉ざされた長い冬を生き抜くため、古くから熊猟を受け継いできました。猟師たちは山のカミに祈り、天候と生態を読み、雪山に熊を追います。ようやくにして獲られた熊は、人々の命と暮らしを支える特別な存在として崇められてきました。

山之村は自然環境が厳しいゆえ、村人は森羅万象に身をゆだねることを生きる知恵とし、猟師は他種の命を得て露命をつなぐ死生観を持ち合わせています。生と死が日常にあるこの世界には、都市社会で失われた命の存在が今もしっかりと脈打っています。

折しも、先進国の都市部を中心に新型ウイルスが蔓延し、我々は地球上での自らのありかたを見つめなおす時節を迎えたと感じます。日本人の原初的な営みである狩猟をとおして、ヒトの根源的な生命力を再確認し、人間のあるべき姿を探求したいと考えます。

 


 

西野嘉憲 写真展「熊を撃つ」
会期: 2022年1月20日(木)~1月31日(月)
   10:00 〜 18:00 最終日15:00まで
会場:オリンパスギャラリー東京
休館:1月25日(火)・26日(水)・30日(日)(ビル休館日)

詳細は、公式サイトの掲載ページをご覧ください。