ハワード・ワイツマン「Kabukicho Nights」

ハワード・ワイツマン「Kabukicho Nights」
ハワード・ワイツマン
2022/07/18 ~ 2022/07/31
RED Photo Gallery

初めて「Kabukicho Nights」を展示したのは、2013年で、「Red Photo Gallery」が創業される前の「M2ギャラリー」でした。私の最初の展示「Facing Shibuya」(2011-2012)の次の展示でした。

当時(今でも)私は渋谷に魅了されていましたが、日本の最も有名な風俗街の一つである歌舞伎町を、フィルムとフラッシュを使って撮影することに興味がわいてきました。少し危険な場所でしたが、心を掻き立てられました。2012年以降も、歌舞伎町を撮りに行きましたが、途中で行くのをやめてしまいました。私が変わったせいかもしれませんが、別のことをやろうと思ったからです。その歌舞伎町の写真は、ネガのまま、しばらく押し入れの中で眠っていました。

9、10年経った今、その写真を見ると世界が変わった感じがします。歌舞伎町のその当時のまま残っているところもありましたが、舗装されたり、建て直されたりしたところもありました。また、その当時は、東京オリンピックの前でしたが、今はもう終わっていて、当時は無かったCOVIDが2019年に始まって、今もまだ終息が付いていません。これらの写真を振り返ってみると、懐かしく感じます。今ではもう無くなってしまった時代となりました。

歌舞伎町の夜の写真シリーズ「Kabukicho Nights」の中で、今回の展示はおそらく最後になると思います。2013年の展示と同じように、今回の展示は、外国人(私)の視点からの風俗街の描写です。この写真を撮らせていただいた多くの方からは、私はただの日本の観光客だと思われたでしょう。でも、間違いではないと思います。日本に20年以上住んでいても、色々な意味で、まだ観光客という意識があります。。。

 


 

■ 開催情報
ハワード・ワイツマン「Kabukicho Nights」
会期:7月18日(月)〜7月31日(日)
会場:RED Photo Gallery(公式サイトの掲載ページはこちら