戸澤裕司 写真展「DESTINY」

戸澤裕司 写真展「DESTINY」
戸澤 裕司
2022/10/06 ~ 2022/10/12
アイデムフォトギャラリー「シリウス」

Tokyo Covid_19 My perspective –
東京に緊急事態宣言が発令された2020年4月から現在(2022年5月時点)までの東京。
元週刊誌ニュースグラビアカメラマンの作者個人に起こった出来事、網膜ジストロフィーという疾患が急速に進行し、コロナ禍初期に手術をしたが、左目は失目、右目も大幅に視力を失った。
視覚障害者となり、写真家としての今後の成り行きとコロナ禍による社会不安など揺れ動いた作者の心情と同時期の東京の記録を重ね 合わせたドキュメント。
コロナ禍初期のマスク未着用者の多い雑踏、駅前や繁華街から人の姿が消えた宣言下の新宿、マスク着用義務化の頃、東京オリンピック開催時の警戒の様子、エッセンシャルワーカー応援飛行のブルーインパルスを見上げる人々、感染リスク高い市中で働く人々、日常を過ごす子供たちや家族の姿。
タイトルの「DESTINY」の日本語訳は「運命」。
自分の運命は自分で掴んでいく、未来に向けてコロナに打ち勝つ人間たち、 という自身の鼓舞も込めて付けた。

カラー: 4点 白黒: 36点 合計40点

 


 

光は僕の全てだった。

病が僕の身体を蝕んでいった。
網膜ジストロフィーが進行し左目を失い、右目も徐々に光を失いつつある
完治する術はない。
長く暗いトンネルに入ったまま出口はいつまで経っても見えてこない。

世界もまた同じく光を失いつつあるようだ。
震災、コロナ禍、そして戦争…

人通りのまばらなコロナ禍の東京にマスクを着け大きな箱を背負い疾走する
デリバリーサービスの自転車達、新しい生活様式に新しい仕事が生まれる。
たくましく生きる人間の営み。
自転車は新しい光、生きていく力を人々に運ぶ天の使いかと僕は夢想する。
身体の不自由さ、という知らなかった世界を知れば、同じ不自由さを抱え
異なる人生を生きる人々、異なるさまざまな世界を知ることが出来る。

見えていても見えなかった世界
見えなくなって見える世界がある

カメラは僕の目の代わりとなって世界を透視する。
人と人のつながり、日々の大切な日常、生きてゆく力。
僕らは自ら運命を切り拓いて今を生きていく。

 


 

戸澤裕司 写真展「DESTINY」
会期:2022年10月6日(木)~10月12日(水)
   10:00〜18:00(最終日15:00迄)
   日曜休館/入場無料
会場:アイデムフォトギャラリー「シリウス」(掲載ページ

 

【ご来館の皆さまへのご協力のお願い】
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・大きな声での会話はご遠慮ください。
・混雑時は入館を制限させていただくことがございますのでご了承ください。
(出展者を含め25名を限度とさせていただきます。)