高島 史於 写真展 「舞を踏む」

高島 史於 写真展 「舞を踏む」
高島 史於
2023/01/19 ~ 2023/01/30
OM SYSTEM GALLERY

「シャッター音のしないカメラで舞台写真撮影が劇的に変わった。」
写真や映像などの記録手段が無かった時代、踊りの舞台を見た舞踊家は、振りや動きを脳に記憶し、体で再現し、新たな自身の踊りに仕立てていった、という。口伝ならぬ体伝なのだ。 能や日本舞踊、盆踊りなども同様なのだった、と思える。

 
舞踊は生きた芸術。踊る刹那に消滅し、実物そのものを残すことは出来ない。
                 ロシアバレエダンサー アンナ・パブロワ

 
 1968年、20才、日本大学芸術学部写真学科3年の時、笠井叡独舞公演「稚児の草子」を撮影して以来、主に踊りを中心に舞台を撮り続けて55年になる。
シャッター音のしないカメラで本番が撮れるようになり、舞台写真の世界が劇的に変化した。

今回展示の写真は、6年間の舞台から笠井叡、大野慶人、勅使川原三郎、川口隆夫、ブランカ・リ、舞踏舎天鶏、山田せつ子、岩名雅記、深谷正子ら、踊りの舞台86本から選んだ最新作50余点を展示。

 


 

高島 史於 写真展 「舞を踏む」
Foumio Takashima Photo Exhibition Steps on the Dance

会 期:2023年1月19日(木) ~ 1月30日(月)
    10:00 〜 18:00(最終日15:00まで)
会 場:OM SYSTEM GALLERY(旧 オリンパスギャラリー東京)
休館日:1月24日(火)・25日(水)・29日(日・ビル休館日)

※「作品解説」が開催されます。
詳細は、公式サイトの掲載ページをご覧ください。