風景を五感で感じとるところから、僕の作品制作は始まります。
ただ単に頭で考えて作るのではなく、撮影時に心で感じ取った風景からのメッセージを伝えられるものとして、作品を発表できればと考えています。
また、デジタル写真の作品制作において、階調表現をするということは基本中の基本だと考えていることから、撮影後はコンピューターに向かい、撮影時に観て記憶した現実の色を僕自身の感情色に置き換え、僕自身が希望する色やトーンにイメージアップする作業を行います。

OM SYSTEMのカメラが進歩してきたことに恩恵を受け、作品表現の幅が確実に拡がっているという事実は言うまでもありません。

「写真は心を写すもの」との考えから、あえて写真ではなく写心と訳しています。
今回の作品展は、森羅万象に見た素晴らしい光景を、美しい色とトーンで表現した作品を展示致します。
僕が心で感じとった大自然からのメッセージが、見る人の心に優しく響くものになることを願っています。
（出展作品数35点）

片岡 司 写真展「写心伝心」
会　　期：2023年3月30日（木）～4月10日（月）
　　　　　10:00 〜 18:00（最終日15:00まで）
会　　場：OM SYSTEM GALLERY（旧 オリンパスギャラリー東京）
休 館 日：4月4日（火）、5日（水）
入場無料

※「作品解説」が開催されます。
詳細は、公式サイトの掲載ページをご覧ください。