内面に潜在している記憶を思い起こし、意識してフィルムに刻みつけて制作する作品である。
当時の対象に注目するため記録し記憶される写真という媒体を通じて再現し、フィルムに結ばれる像から過去を回想し向き合うことで刻一刻と変わりゆく記憶を引き止めようとフィルムに引っ掻き傷で作り上げ形で再演する。
過去から自由になれないことは私が間に存在していることを意味し、それに向き合うことは「私」という存在が居ることを意味する。

吳 性旻「Null」
YART Gallery × Totem Pole Photo Gallery 交流展
姜在求、姜美善共同企画

会期：2023年6月27日（火）〜7月9日（日）
　　　12:00 – 19:00
会場：TOTEM POLE PHOTO GALLERY
　　　月曜休廊

 
■展示関連イベント
Opening Reception & Artist Talk(with. Kouhei Hirose)
2023年6月27日(火) 17時30分～

詳細は、公式サイトの掲載ページをご覧ください。