私はアシスタント時代を含めて約40年スポーツ写真を撮り続けています。スポーツ写真は迫力や躍動感といった力強さや、緊張感、喜怒哀楽といった感情的な部分なども表現できる所に魅力を感じています。

2021年開催の「東京パラリンピック2020」を撮影できる機会に恵まれました。実はこれまでにパラスポーツを撮影したことがほとんど無く、見るもの聞くもの全てが新鮮で、初めて撮る競技ばかりで戸惑いながらの撮影の日々でした。

道具を含めた創意工夫や肉体改造に挑みながら臨んだ「東京パラリンピック2020」は笑顔あり、時には悔し涙を流すシーンや迫力あるガッツボーズなどパラアスリートの限界に挑戦し続ける姿に強い感動を受けた大会となりました。

そんなパラスポーツ、パラアスリートの魅力を「東京パラリンピック2020」の写真を中心に約60枚の写真で構成いたしました。

「東京パラリンピック2020」で盛り上がったパラスポーツの熱を冷ますことなく継続的に人々に興味や関心を持ち続けていってもらいと思い、スポーツの素晴らしさを再認識するとともに、見ていただいた方々にも勇気や元気が少しでも伝われば幸いです。

築田純 報道写真展「SPORTS THEATER」
会期：2023年6月29日（木）～7月5日（水）
会場：アイデムフォトギャラリー「シリウス」

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