i Akiko Kimura Photo Exhibition(会期延長)

木村 朗子
2023/08/17 ~ 2023/09/03
book obscura
2018年に当店で初めて展示をしてから、これまで多くのお客様並びに店主を一瞬でマイナスイオンを感じるほどの気持ちの良い風景に連れて行ってくれた木村朗子さんの「i」シリーズ。
自費出版で2014年に刊行した同名のソフトカバーの写真集『i_AKIKO KIMURA』は、2020年コロナ禍でロックダウンした際に受付していた選書サービスで多くのお客様の希望にあてはまり、封鎖された空間に解放された窓となって、どのような場所でも深呼吸が出来る1冊として巣立って行きました。
ソフトカバー版は完売をしてしまい、もう手に入らない状況だった中で2023年。写真の並びや装丁が新しく生まれ変わり、ハードカバーの形となってスペイン・バルセロナの出版社である「RM」で刊行されることになりました。
本展示は刊行記念ではありますが、木村朗子さんがbook obscuraに戻ってくる「おかえりなさい」の展示でもあり、あの時、木村さんの写真で救われたというお客様が今度は木村さんの生の作品で「再開」できる展示になればと開催致します。
■開催情報
i Akiko Kimura Photo Exhibition
会 期:2023年8月17日(木)- 9月3日(日)→9月25日(月)
※9月4日〜12日迄は夏季休業、13日は臨時営業日となります。
12:00~19:00
会 場:book obscura(東京都)
定休日:火曜日・水曜日
※延長期間中にイベントが開催されます。
詳細は、公式サイトの掲載ページをご覧ください。
■書籍概要
1971年生まれの木村朗子は、風景を極めて繊細に撮影する新世代の日本人写真家の一人です。彼女の作品は国内外のギャラリーで展示されています。
タイトルの「 i 」は、英語の「I」(わたし)、日本語の「愛」を意味する/ai/の音。
これらの写真を一目見るだけで、あなたは平和と静けさの感覚、この世界に生きている幸運を感じるでしょう。
この本は木村にとって国際的に配布される最初の本であり、限定版として非常に高い品質で編集されています。(RM書籍情報より)
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作品を「観る」ごとに、発見があります。
それは作品を鏡のようにして、何度も自分自身と出会いなおしているということなのかなと思います。
そして作品は、鑑賞者が「観る」たびに、新しく生まれ変わりながら存在し続けているのではないか?
そう思っています。
木村朗子
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i Akiko Kimura
写真・木村朗子
テキスト: 木村朗子、Takuji
¥6600(税込)
出版社:RM
刊行年:2023年7月
サイズ:21 x 29.7 cm
ページ:92pp、写真図版46点
言 語:英語、日本語
購入はこちらから
https://bookobscura.com/items/64c0a308df6a590047ef20c9
■作家プロフィール
木村朗子(きむら・あきこ)
1971年 茨城県日立市に生まれる。
小学3年生のときに父親の一眼レフカメラを使い撮影を始める。
立教大学社会学部を卒業後に写真作品の制作を開始し、2000年より国内外で発表。
横浜市在住。