写真展

輝絶耐生 Urban Forest SENDAI 2016-2017

二川 征彦

2018.05.16(wed) ~ 05.22(tue)

仙台市には「杜の都の環境をつくる条例」「都市再生プロジェクト/緑美しい都市の実現」などさまざまな行動指針がある。そこには「自然と共生する都市の姿を未来に向けて持続的に発展」「21世紀を先導する都市モデルの創造」「都心部の交通量を削減/道路空間の再構成により緑視率30%を目指し/緑の回廊を形成する」という言葉が並び、街の緑がいかなる位置づけにあるかを示している。
街路樹は都市の不自然な環境の中にありながらも樹木それ自体は野生を失うことなく、四季の中で「生まれ、輝き、耐え」時に「杜絶」するのであるが、そのありようは人が一生の間で経験する諸相と重なっているように見える。
そんな想いを胸に2016年1月から12月まで、仙台市の代表的な街路樹の4ブロックを撮影することにしたのだが、ある日、撮影中の中央分離帯にあるイチョウ11本を「右折車両による交通渋滞を緩和するために伐採する」というニュースが流れた。撮影は道路の改良工事が終わる2017年夏まで続いた。(二川 征彦)

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