写真展

白い花(Desire is cause of all thing)

平林 達也

2018.07.18(wed) ~ 07.24(tue)

ある夏の日の午後、谷中あたりをぶらぶらしていると夏の太陽に照らされた白い花が目に映った。輝いていた。その無垢な存在を見た時に、なんと小さな事に怒りを覚えていたのだろうか、つまらないことに悩んでいたのだろうかと恥じた。理不尽なことが多いこの世の中で、自分以外の事と衝突しないで生きていくことは難しいことかもしれない。
この世界で起こる問題の根源は欲望と環境にあるように思える。人には欲望を抑える理性があるというが、理性を凌駕する欲望は皆持っているはずである。
すべての事象は欲望に始まると思う。地球上の生きものは地球の歴史から見た時、一瞬しかこの地球上に命を輝かすことが出来ない。欲望が輝かせているのだろうか。その輝きは私の心を感応させている。それが生きている証でもある。一瞬しか輝かないものを残すこと、それは私にとって大切なことである。白い花を見てそう想う。(平林達也)

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