写真展

GOKAB ~ HIPHOP に魅了されたブータンの若者たち~

関 健作

2018.10.26(fri) ~ 11.08(thu)

ブータンでは今、失業率が高く、将来の不安を抱える若者たちが急増している。
そんな若者たちの間で流行しているのが、HIPHOPだ。
保守的な仏教国であるブータンでは新しい文化にあまり寛容ではなく、
肩身の狭い思いをしながら彼らは活動を続けている。

ぼくはブータンの小中学校で3年間教員を務め、子どもたちの未来を考えた時期がある。
ブータンに行くまでは「幸せの国」という印象しかなかったのだが、
実際には、ほのぼのと暮らしている人ばかりではなく、将来に不安を感じ、
生きづらさのなか生活する人々をみかけた。
そして、ぼく自身もまた彼らのように不安、焦燥を感じ生きている一人だった。
作品を作っていくなかで、暗闇から希望を見出し、自分たちの想いを形にしようとする
ブータンのヒップホッパーたちの姿に深く共感し、心震わされた。

“GOKAB”とはブータンの言葉で“チャンス”。

「オレたちには才能も情熱もある。だけどここにはチャンスがない。チャンスがほしい」
HIPHOPを通して自分たちの存在を模索し、少ないチャンスを掴もうとする姿は写真で何かを掴もうとしているぼくと重なる。
この作品は、ぼく自身が撮影した写真に被写体自身が描いたグラフィティを編み込んだ、希望と叫びの物語だ。

■トークイベント:
関健作 × フォトジャーナリスト 安田菜津紀
10月 28日(日) 16:30 〜 17:30
会場: FUJIFILM SQUARE
※事前予約制(先着150名)


企画展名 : KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 SPECIAL EDITION TOKYOGRAPHIE オープニングプログラム
会場: FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)
スペース1、2、ミニギャラリー、ギャラリー X
入 場 料:無料
主   催:富士フイルム株式会社・一般社団法人 KYOTOGRAPHIE
FUJIFILM webサイト:http://fujifilmsquare.jp/detail/1810260123.html
TOKYOGRAPHIE webサイト:https://www.tokyographie.jp/exhibition/kensaku-seki

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