写真展

大江孝 写真展「浮き草」

大江 孝

2019.02.13(wed) ~ 02.17(sun)

大阪の街を歩いていると、いくつもの川を渡ることになります。元々、大阪の街には、碁盤の目のように川が巡らされていました。部分的には、埋め立てられたり、暗渠になった川もありますが、その多くは残っています。市街地の面積の10%が水面だとも言われています。

そのような川は、下っていくと、合流したり、分流したり、そして最後には海へと繋がるのですが、どこから川が海になるのか、私にははっきりとは分かりませでした。そのような、川なのか海なのか分からない場所に引き寄せられ、それを確かめるかのように十数年撮影してきました。そうすると、浮かんでいる船は、もちろん浮き草のようですが、川や海に囲まれた街も浮き草のように見えてきました。そして、だんだんと撮影している自分自身も水辺をゆらゆらする浮き草のように思えてきます。

そのように、水に身を任せるかのように撮り歩いてきた写真ですが、浮き草のような浮遊感を感じていただけたら幸いです。

銀塩モノクロバライタプリント約40枚展示予定。

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