写真展

空海 永坂嘉光の世界

永坂 嘉光

2019.04.18(thu) ~ 06.03(mon)

本展は、写真家 永坂 嘉光氏による写真展です。
弘法大師空海の生誕の地四国から、若き日の修行の地である吉野や大峯、留学僧として渡った中国、1200年の密教の法灯を継ぐ京都の神護寺と東寺、そして今も空海が生きて人々を見守るという高野山の霊場など、空海ゆかりの地を撮影した作品約60点を展示します。
大自然と対話しながら撮影された風景や、特別な許可を得て撮り下ろした光と色に満ちた密教の行事、永く守り伝えられた秘仏など、半世紀にわたって空海のイメージを追い求め、撮影し続けてきた永坂氏ならではの作品の数々です。

作品は、すべてキヤノンの大判プリンター「imagePROGRAF」でプリントし展示します。

<作家メッセージ>
私は、空海によって開かれた高野山で生まれました。串田 孫一「季節の断章」等に影響を受けて、自然の気配を感じとりながら、見えるものとの対話をテーマに、地元高野山での撮影に日夜を過ごしました。樹々や堂塔など、同じ被写体を時や光の方向を変え、その移り変わりを黙視します。1本の樹木でもその喜怒哀楽を感じて撮影していきます。なかには、2度とチャンスがない素晴らしい一期一会の出会いもありました。
静寂さを求めるなら、人のいないときや、雨上がりを狙って撮影に行きます。時には台風の最中にも。それが私の創作の原点です。たなびく雲海や山深い高野山独自の四季の移ろいなど、この地に住む者ならではの独自の表現と思っています。
中国から密教を伝えた空海は、五大(地・水・火・風・空)からなる森羅万象にはみな響きがあるという言葉を残しています。私も大自然の中に身を置いて、見えるものと対話し、語りかけてくるものを聞いて撮影を続けてきました。作品から、人知を超えるものを感じていただければ幸いです。

会場:キヤノンギャラリー S
住所:東京都港区港南2-16-6 キヤノン S タワー 1F
開館時間:10時~17時30分
休館日:日・祝日

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