写真展

étude 北国のための習作

岡崎 正人

2018.02.22(thu) ~ 04.21(sat)

本展の作品は冬の北海道で撮影された。4×5インチのフィルム・カメラを使用し、バライタ印画紙のゼラチン・シルバー・プリントで仕上げられている。
美しい自然だけではなく、廃墟やさまざまな遺構が多く残されていることも北海道の魅力なのではないだろうか。
今回の展示は風景のみではなく廃墟の中の小さなオブジェなどさまざまな被写体で構成されている。北国の低い太陽、白い雪が作り出す被写体のコントラスト、幻想的な光の反射は岡崎の作品にはなくてはならないもののように感じる。
使用するフィルムのほとんどは低感度の極微粒子のもので、冷凍保存された20年前のフィルムも使用されている。
大型カメラであるため、露光時間は短いものでも数秒、長いときは1時間を要することもある。長時間露光用に改造されたフィルムホルダーや、高濃度のネガを長い露光時間で焼きつけるため、引き伸ばし機にも独自の工夫をして完成された作品である。
添付写真は松前で撮影。北前舟の係留用の杭と思われる。

モノクローム(ゼラチン・シルバー・プリント)作品約40点を展示。

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