渡辺 眸

Watanabe Hitomi
東京都生まれ。明治大学、東京綜合写真専門学校卒業。1968年、卒業制作として取り組んだ「香具師の世界」が「アサヒグラフ」「季刊写真映像」に掲載され写真家として注目される。のちにこの作品は『TEKIYA 香具師』(地湧社・2017)として写真集にまとめられた。当時、日米安保条約への反対や、ベトナム戦争への反戦で沸騰していた世論を背景にした新宿の若者文化を撮影したシリーズ(『1968新宿』街から舎・2014)、バリケート封鎖された東大安田講堂を内部から撮影(『東大全共闘1968-1969』新潮社・2007、『フォトドキュメント東大全共闘1968‐1969』角川文庫・2018)。
1972年以降はアジアへの撮影旅行を始め、1983年、インド・ネパールで撮影した写真集『天竺』(野草社・1983)を発表。 ネパール中部のスワヤンブで出会った猿をきっかけに猿の世界を追いかけた『猿年紀』(新潮社・1994)などがある。そのほかの主な写真集に『西方神話』(中央公論新社・1997)、『てつがくのさる』(ナピポ・2003)がある。
URL:http://hitomiwatanabe.jp/