原田 健一

Harada Kenichi
1956年 東京生まれ。
1978年 原将人、よしのまことらのライブ映画運動に触発され、『あがれゆぬはる加那』を制作。
1980年 東京経済大学経済学部卒業。田中冺らによる身体気象に参加する。
1983年 ブラジルなど約1年、漂流し、『Cuidado!』を制作。
1986年 『月日の光』制作のため、京都・大阪に約1年半、居留。ヴォワイアン・シネマテークの平田正孝、櫻井篤史、青井克己、小池照男、大谷淳らと交わる。
1992年 和歌山県田辺市にある南方熊楠邸の調査に、これより約13年間、参加する。
1996年 映画『あがれゆぬはる加那』で使っていた音源をもとに、CD『あがれゆぬはる加那―里国隆』(ジャケット写真:濱谷浩)をオフ・ノートよりリリース。以後、オフ・ノートの神谷一義とメタ・カンパニーの高沢章雄と交わり、オフ・ノートのライブを撮影する。
2000年 東洋大学大学院に入学。
2005年 東洋大学大学院修了、映像メディアの研究で博士〈社会学〉取得。
2008年 新潟大学人文学部・教授として赴任。新潟で、地域映像アーカイブ・プロジェクトを始め、日常生活にある映像を発掘、デジタル化し閲覧できるシステムの構築、ならびに研究を始める。また、堀川久子と20年ぶりに会い、以降、堀川のパフォーマンスを継続的に撮影。
2021年 新潟大学、定年退職となる。
個展
1979~1982年「はるかなショー」として、『あがれゆぬはる加那』シリーズを上映。(東京・渋谷:プルチネラ、神田:スペースZOOなど)
1984年『Cuidado!』(東京・恵比寿:スペース50)
1990年『月日の光』(京都:法然院講堂、東京:渋谷音楽館ホール)
1994年『家族製造計画』(東京・早稲田:aptギャラリー)
1999年 映像のコスモロジーⅣ「原田健一個展」(神戸:ギャラリー2001)
2020年『夢の中で倫理が生まれる』(新潟:砂丘館)

グループ展
1992年「映像ネットワークVIEW in 軽井沢 1992」『紋様を歩く』を上映。

出版物
『岡田桑三 映像の世紀――グラフィズム・プロパガンダ・科学映画』(川崎賢子との共著) 平凡社 2002年
『南方熊楠 進化論・政治・性』平凡社 2003年
『ドキュメンタリー映像集成――文化・記録作品でよむ現代日本』第1期(12巻)+第2期(12巻)DVD(吉原順平・渡部実・原田健一共監修)紀伊國屋書店 2006年・2011年
『映像社会学の展開―映画における遊戯とリスク 第2版』学文社 2012年
『戦時・占領期における映像の生成と反復』知泉書館 2019年

企画・プロデュースした主な展示
2015年「光の記憶」展 池田記念美術館
2019年「村の肖像」展 新潟県立歴史博物館