ウィリアム・ユージン・スミス

William Eugene Smith
1918年カンザス州生まれ。14歳のころからアマチュア写真家の母の影響で写真を撮り始める。
父の死後フォトジャーナリストとしてさまざまなグラフ雑誌に写真を持ち込むようになり、20歳前にグラフ雑誌『ライフ』などでの活躍が認められ、第二次世界大戦の状況を最前線から報道し、報道写真家として順調に駆け出す。第二次世界大戦の終戦間際の1945年に沖縄で全身に重傷を負い、約二年の療養生活をすることとなったが、回復後も数多くのフォトエッセイを発表し、フォトジャーナリズムの黄金期を創り上げた。
1971-74年は日本の水俣の公害問題を取材。ヒューマニズムに基づき真実を報道する姿勢は、たびたび雑誌編集部と対立することもあったが、晩年までひたむきな創作意欲を失うことはなかった。1978年アリゾナ州にて死去。享年59歳。