飛形 久志 写真展「Moments Light」
飛形 久志 写真展「Moments Light」
飛形 久志
2020/08/18 ~ 2020/08/30
京都写真美術館 ギャラリー・ジャパネスク
飛形 久志
2020/08/18 ~ 2020/08/30
京都写真美術館 ギャラリー・ジャパネスク
京都写真美術館 ギャラリー・ジャパネスクは2020年8月18日(火)から8月30日(日)まで、2階展示室にて、飛形 久志 写真展「Moments Light」を開催します。
※最終日17:00まで
今回展示する作品の特徴をひと言で表現するとすれば『水と光のコラボレーション』である。
私たちの周囲に溢れているモノ、それが『水』であり『光』。私たちにとって大切なモノであるにも関わらず普段は水だけ、または光だけを被写体とすることは少ない。だが、『水と光』が交差する瞬間に現れる造形は、美しい被写体となり、その瞬間の数々をカメラは忠実に捕らえてくれる。水面に反射する光により出現するさまざまなアーティスティックな紋様、自然の織りなす美しい光景を画像として残していきたいとの思いを込めて現在も撮影を続けている。
長年、風景や野鳥の写真撮影を続けてきたが、京都造形芸術大学通信教育部への入学を機にこれまでの被写体を撮ることを封印し、新たな被写体を探し出そうとした。
さまざまな光景・モノにカメラを向け撮影していく過程において、私たちの周囲にあふれている『水と光』が最適な被写体であるとの考えにいたった。
揺れる水面に反射する光、水鳥たちが水中にもぐる瞬間のしぶきを照らす光、噴水のはね上げを染める夕日等々。水に光が反射している光景を見かけるとカメラを構える日常である。
私は、直視しなければ見逃してしまう不思議な現象に深い興味を持っており、今後も撮り続けたいと思う。その写真作品のひとつひとつがフォトアートとして多くの方々の目に止まり、留まることに期待したい。この先も『水と光』にかかわる自然現象を画像として記録する写真家、そして、新たな造形を追い続けるフォトアーティストでありたいと考えている。