朱柏霖「天府・向南」

朱柏霖「天府・向南」
朱柏霖
2025/04/01 ~ 2025/04/06
TOTEM POLE PHOTO GALLERY

《天府·向南》は、成都で建設中の「世界最長の都市軸」— 天府大道と、それが繋げる空間の状態に焦点を当てた作品です。天府大道は、都市の最も大切な資源を集め、沿道に配置されています。現在、約150キロメートルが完成し、未来、南北に貫く全長約280キロメートルの道となる予定です。

2024年の夏の終わりに、作家は天府広場から南へ向かって歩き、天府大道南側を巡りました。足元に広がる風景は、十年以上の建設を経て新たに形作られ。道路の両側では、都市、川、平野と丘陵の景色が目の前に広がり、壮大な人造景観と静かな自然景観が共鳴して、今では「共生」のようなバランスの取れた状態が生まれています。

遠くへ遠くへ、景色はますます広大になり、都市と人々の距離はますます遠くなり、道は唯一の繋がり。時間はともに静かに流れ、道から帰って帰ってと呼びかけてくる。南へ向かうにつれて、心も近づきます。

 


 

朱柏霖「天府・向南 / Tianfu Avenue・Southward」
会期:2025年4月1日(火)〜4月6日(日)
   12:00 – 19:00/月曜休廊
会場:TOTEM POLE PHOTO GALLERY(https://tppg.jp
   東京都新宿区四谷四丁目22 第二富士川ビル1F   

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