Min Seonhong「GRAND ESCAPE(グランドエスケープ)」

Min Seonhong「GRAND ESCAPE(グランドエスケープ)」
Min Seonhong
2026/04/27 ~ 2026/05/10
Place M

To leave Seoul with a camera was, for me, an escape.
From Seoul to Tokyo, and then to Hayama.
I moved toward places untouched by the gravity of everyday life.

As I continued to photograph,
the boundaries between Seoul and those cities slowly began to blur.
The way I see while photographing in Tokyo and Hayama has gradually become part of my everyday life.
Where, then, is there to escape?

What is photography to me?
I ask myself every day, but I still cannot answer clearly.
Perhaps that is why I continue.

Nowadays, I photograph in Seoul
—or anywhere.
My escape was never geographical.
When I walk, I photograph what pulls me.

 
カメラを持ってソウルを離れることは、
自分にとって脱出だった。
東京へ、そして葉山へ。
日常の重さが届かない場所へ向かっていた。

一年に何度もソウルを離れて写真を撮るうちに、
ソウルとその二つの街の境界は、少しずつ曖昧になっていった。
東京や葉山で見ていた感覚が、
いつの間にか自分の日常の一部になっていたからだ。
では、僕はいったいどこへ逃げればいいのだろうか。

写真とは、僕にとって何なのだろう。
毎日のように自分に問いかけているが、
いまだにはっきりと答えることができない。
だからこそ、続けているのかもしれない。

最近は、ソウルでもカメラを手にしている。
僕の脱出は、はじめから地理的なものではなかった。
歩きながら、自分を引き寄せるものを撮っているだけだ。

 
카메라를 들고 서울을 벗어나는 일은 나에게 탈출이었다.
도쿄로, 다시 하야마로.
일상의 중력이 닿지 않는 곳으로 향했다.

일년에도 수 차례 서울을 떠나 사진을 찍으며 서울과 두 도시의 경계는 서서히 흐려졌다.
도쿄와 하야마를 바라보는 감각이 조금씩 내 일상의 일부가 되었기 때문이다.
그럼 나는 이제 어디로 가야 하는지 알 수 없었다.

사진은 나에게 무엇일까,
매일 스스로에게 묻지만 여전히 명확히 답할 수 없다.
어쩌면 그래서 계속하는 것일지도 모르겠다.

요즘엔 서울에서도 카메라를 든다.
나의 탈출은 처음부터 지리적인 일이 아니었다.
나는 걸으며, 나를 잡아끄는 것을 찍는다.

 


 

■開催情報
Min Seonhong「GRAND ESCAPE(グランドエスケープ)」
会期:2026年4月27日(月)〜5月10日(日)
会場:Place M(https://www.placem.com
   東京都新宿区新宿1-2-11 近代ビル3F

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