藤田一咲 写真展「CUBA★CUBA  -キューバ・キューバ-」

藤田一咲 写真展「CUBA★CUBA  -キューバ・キューバ-」
藤田 一咲
2017/12/05 ~ 2017/12/17
京都写真美術館 ギャラリー・ジャパネスク

写真家・藤田一咲の捉えた現代のキューバの光景。光村推古書院より新刊発売される『CUBA★CUBA』よりセレクトしたカラーとモノクロの作品を約40点展示・販売します。
12/9(土)には有料イベントを開催します。ぜひご参加ください。

1960年以来、タイムカプセルのような存在になっていた「カリブに浮かぶ赤い島」キューバ。
そのキューバがいま、経済改革で大きく変貌しようとしている。

タイムカプセルの蓋は開けられた。
それまでの濃密だった過ぎ去った過去の空気は、
どんどん新しい空気によって薄まっていくだろう。
その空気が薄まり切る前に、街の風景やそこに暮らす人々の姿をひと目見ておきたい。
ぼくはそんなことを思いながら、心の向くままにカメラのシャッターボタンを押した。
キューバ、とくに首都ハバナは時代を経たカラフルな街並みが続き、1950年代製のアメ車が現役で走り回る、
旅行者に優しい人々の暮らす世界でも類を見ない魅惑的な街だ。
これはぼくのキューバへの愛の詩なのです。

藤田一咲/写真家