橅史

橅史
前田 博史
2016/07/15 ~ 2016/09/19
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日本の山岳の冷温帯に自生するブナ。
その栄養価の高い果実や膨大な量の落ち葉は、森の生き物や様々な木々、
可憐な花々を育てます。
そんなブナは、ふくよかな森を形成する上では欠かせない樹木であるがゆえに
「マザー・ツリー」と呼ばれています。
近年温暖化による環境変化で、四国のブナの森の存続が危ぶまれる状況になってきています。
それでもブナたちは、この環境に適応しようともがいている様に思えます。
そんな中、今回は四国に自生するブナに焦点を当てて、その美しい姿や、
成育する環境、森を巡る春夏秋冬の装い、その中に流れる“命の息吹や木々の香り”を通して、四国のブナの森の豊かさを写真で表現しています。

高知県立歴史民俗資料館:2016年7月15日(金)〜9月19日(月)
鳴門市大麻比古神社:2017年1月8日(日)〜1月18日(水)
北川村モネの庭マルモッタン:2017年7月8日(土)〜8月23日(日)