TIME OF THE TIMES

TIME OF THE TIMES
元号改正。

2019年上半期最も熱い注目を浴びたこのニュースをテーマに、
9人のフォトグラファーが力を合わせ撮り下ろしました。
「平成・令和」新旧時代の狭間をあるときは同時多発的に、
またあるときはそれぞれの思いを持って「時代の刻」に立ち会った眼差しを立体的に感じて頂ければ幸いです。

令和元年十月

2019年 「Time of the Times -9人のフォトグラファーが見た平成・令和-
【参加作家プロフィール】

織作峰子(おりさく・みねこ)
石川県出身。1981年度ミスユニバース日本代表に選出される。ミスユニバース任期中に写真家・大竹省二と出会い、翌82年大竹スタジオに入門。87年独立。世界各国の美しい風景や人物の瞬間を撮り続けている。日本全国や世界各地で写真展を多数開催。大阪芸術大学教授・写真学科学科長/公益社団法人日本広告写真家協会(APA)理事/2020東京オリンピック・パラリンピック文化教育委員

藤岡亜弥(ふじおか・あや)
広島生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業。2008年から新進芸術家海外派遣研修員(文化庁)としてニューヨークに滞在。2012年帰国。現在広島を拠点に活動中。2005年「さよならを教えて」でビジュアルアーツフォトアワード、2010年「私は眠らない」で日本写真協会新人賞、広島をテーマにした「川はゆく」で2016年伊奈信男賞、2018年林忠彦賞、木村伊兵衛写真賞を受賞。ニコンTopEye審査員/ニコンカレッジ講師

佐藤仁重(さとう・よしえ)
東京・六本木生まれ。女子美術短期大学造形科卒。ニューヨーク・光と影をテーマに撮影を続ける。東京はじめ全国各地・ニューヨークなどで個展を多数開催。各種写真誌等で原稿執筆・作品発表。全国各地での写真教室や撮影指導、イベント講師。フォトコンテスト審査員等。公益社団法人日本写真家協会(JPS)会員/ニコンカレッジ講師

岡本洋子(おかもと・ようこ)
東邦大学生物科を卒業。12年間の会社勤務の後、日本写真芸術専門学校にて写真を学ぶ。卒業後は秋山庄太郎氏のアシスタントを務め、独立フリーへ。花や植物、風景を主に撮影。雑誌への寄稿、審査員、各種撮影会や写真教室講師も務める。女子美術大学非常勤講師/日本写真協会会員/日本自然科学写真協会(SSP)会員/ニコンカレッジ講師

その江(そのえ)
新潟県出身。東京造形大学卒業後、荒木英仁に師事。2003年、「Lightinguz」を設立し独立。商品撮影、ポートレート、建築インテリアと独自の視点・感性で撮る広告写真等で活躍。公益社団法人日本広告写真家協会(APA)正会員/ニコンカレッジ講師

ミゾタユキ
日本大学芸術学部映画学科撮影コース卒業。映画撮影監督 岡崎宏三氏のすすめで写真を始める。北海道での観光写真業をきっかけに本格的に写真の世界へ。カメラマンアシスタントを経て独立。猫や日常、旅先でみつけた小さな情景を作品として撮り続け、カメラ誌、書籍を中心に写真教室講師も携わる。「日本カメラ」月例フォトコンテスト2019年 学生の部審査員/ニコンカレッジ講師

吉住志穂(よしずみ・しほ)
1979年東京生まれ。2001年日本写真芸術専門学校を卒業。写真家の竹内敏信氏に師事し、4年後に独立。自然の「こころ」をテーマに、花の作品を撮影する傍ら、写真誌での執筆や撮影講座の講師、写真コンテストの審査などを務める。個展「花時間」では掛け軸に仕立てた展示が好評を博す。写真展「Heartful Flowers」「Yin&Yang」「花時間」など。公益社団法人日本写真家協会会員

酒井梨恵(さかい・りえ)
1979年東京生まれ。日本写真芸術専門学校を卒業後、写真家竹内敏信氏の事務所に入社し、2009年よりフリーに。都会や下町などで「光と影」「色と形」を探してスナップをしている。その他、素朴に生える植物の形に魅せられた作品制作にも取り組む。写真教室講師や写真雑誌等の執筆を行う。公益社団法人日本写真家協会(JPS)会員/ニコンカレッジ講師

石田美菜子(いしだ・みなこ)
東京都出身、日本大学芸術学部卒。故・三木淳、塚原琢哉両氏に師事。広告スタジオアシスタントを経てフリー。撮影分野は旅行、歴史、料理、子ども、日常のスナップ。作家活動としては前衛舞踏グループ「山海塾」や「風水」をテーマにした作品で個展を開催。公益社団法人日本広告写真家協会(APA)理事/財務省関税等不服審査会委員/ニコンカレッジ講師