「美しい風景と人、そこに生まれる情景を残したい」
風景に人を配することはフィクションであるが、その中で生まれるものはノンフィクションでもある。
情景もまたその狭間の景色であると思う。
そこで感じたドラマチックな瞬間を残そうとシャッターを切る。
写るものは自分なりの情景であるのに、誰かのそれであったりもする。
風景に人が居ることで、その世界に存在する疑似体験を楽しんでもらえることもある。

この写真展は春夏秋冬で構成いたしました。
四季の移ろいとともに、それぞれの情景を楽しんでいただけたら幸いです。