清永安雄 写真展「古都の河」

清永安雄 写真展「古都の河」
清永 安雄
2020/01/01 ~ 2020/01/26
京都写真美術館 ギャラリー・ジャパネスク

京都写真美術館 ギャラリー・ジャパネスクは2020年1月1日(水・祝)から1月26日(日)まで、2階展示室「花」にて、清永安雄 写真展「古都の河」を開催いたします。


京都とパリ、この二つの都市には独特の雰囲気や美しさ、生活するのに適した都市の大きさ、また1000年以上の歴史を持つなど、多くの共通点が存在するが、実際に行ってみてもっとも印象的なのは、どちらの都市
も中心に河が流れていて、その河が生活に密着し、心の拠り所となっている点だ。さらに、河にかかる個性的な橋の数々も二つの都市を特徴づけているように思える。
この河と都市の関係を私なりに表現しようと、河岸を歩いて対岸を撮影した。程よい大きさの二つの都市を記録するには、3、40 メートルの距離を歩いてその間に4,5 カット撮影しパノラマ合成するのがちょうど良いように思った。きれいにつながってもいないし、明るさが違っているところもあるが、気にはしない。河と都市の関係を表現するのにそこは重要ではないからだ。