清永 安雄

Kiyonaga Yasuo
写真家 清永安雄(1948年ー香川県生まれ)は、1966年、ジャン=ウジェーヌ・アジェ、アーロン・シスキンドに影響を受け、写真の道を志す。長くフォトジャーナリズムの世界に身を置き、当時、まだ珍しかった企業広報の制作会社を創業し、後に出版事業にも進出。これらの経験で培われた着眼点や観察眼、発想といったものが、彼の創作活動の源泉にもなっている。

1993年に作家活動を本格的に再開。東京、京都、パリそしてWeb上に日本の写真家、そして自身の作品発表の場として次々とギャラリーを開き、2025年現在「京都写真美術館 ギャラリー・ジャパネスク」、「ギャラリー・ジャパネスク パリ」を主宰するギャラリーオーナーの顔も持つ。
ライフワークとして、各地に残る日本の原風景を撮影し、歴史や伝説、言い伝えとともに紹介する書籍を刊行している。

主な写真展に、エプソンイメージングギャラリー エプサイト『樹々変化』(2010年)、フォトギャラリーアルティザン『パリスケッチ』(2013年)『Pompeii』(2014年)、KG+ 2015 Special Exhibition『日本人の道具』。ギャラリー・ジャパネスク『雨情』(2016年)『街の余白』(2017年)『Identity』『2つの風景』『REAL』(2020年)。
あべのハルカス近鉄本店 アートギャラリー『Hanoi』×『6%』(2020年)『hana』(2023年)、ギャラリー・ジャパネスク、ジャパネスク・パリ『Lost village』『Spirit of Forest』(2022年)『奔流 -Torrent-』『hana』(2023年)、南禅寺参道 菊水『Moment』(2023年)、アートフェア「fotofever」「Unseen Amsterdam」への出展など、国内外で精力的に作品を発表している。

著書には『レスリー レスリー・チャンのすべて』(1999年)、『樹々変化』(2007年)、『パリスケッチ』(2012年)、『美しい日本のふるさと シリーズ』(2008年-2009年)、『日本人の道具』(2015年)、『雨情』(2016年)、他がある。

Web:y-kiyonaga.com
Instagram:@kiyona_kmop
Artsy:Yasuo Kiyonaga

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展示歴(2016年〜)
◎京都写真美術館 ギャラリー・ジャパネスク
※常設展を除く
2016年 「秋酔」「雨情
2017年 「思い出の欠片(かけら)」「Raw Hawaii
2018年 「浮遊する記憶
2019年 「6%
2020年 「Identity」「古都の河
     「2つの風景」「REAL
2021年 「視点
2022年 「Lost village」「樹々変化」「古都乱調
2023年 「奔流 -Torrent-」「hana
     「Paris Sketch -regrowth-
     「2つの風景
2024年 「迷夢 illusion/流路 Flow pass
     「Moment of one second

<出版記念展>
2019年 『プチ修行できるお寺めぐり
     『「コケ旅」へ行こう!
     『ふるさと再発見の旅 近畿1
2022年 『ふるさと再発見の旅 近畿1・甲信越
     『ふるさと再発見の旅 近畿2・中国地方
2025年 『台湾ノスタルジア 百年老街めぐり


◎外部展示(国内)
・「『Hanoi』×『6%』」(あべのハルカス近鉄本店 アートギャラリー/2020年
・「Moment」(南禅寺参道 菊水/2023年
・「hana」(あべのハルカス近鉄本店 アートギャラリー/2023年
・「hana」(おごと温泉 びわ湖花街道 カフェ「花小町」/2023年
・「hana」(名勝仁和寺 御所庭園 黒書院/2024年
・「hana」(名古屋栄三越 ジャパネスクギャラリー・ジャパネスクコート/2025年


Web写真展アーカイブ(UnoFOTO)
Colonia del Sacramento ~犬とクラッシックカーと石畳の街~」「無間」「」(2019年)、「REAL」「Japanese life」(2020年)、「視点」「日本人の道具」「パリスケッチ」(2021年)、「樹々変化」「古都乱調」(2022年)、「奔流 -Torrent-」「hana」(2023年)、「迷夢 illusion」「流路 Flow pass」(2024年)