~身近に咲く花々から、春の訪れを感じる~
コデマリ、マーガレット、シロバナシラン、ホシギキョウ…。写っているのは、身近に咲いている、普段は見過ごしてしまうような花々です。
ささやかなものが好きだという、フォトグラファーのひらはらあいさん。小さい頃からカメラが好きで、小学生の時にはコンパクトデジカメで花など身近にあるきれいなものを撮影していたのだそうです。近所の公園に散歩する時ですらカメラを持ち歩くほどで、マクロレンズで写す自然の中に咲く花々は、実際に見るよりもきれいに見えるのだと話してくれました。
「私はすごく感激屋なので、他人が『何でそんなことで?』と思うようなささやかなものにも感動します。公園や近所の家に咲く花にも感動する。その時にきれいだと感じた私の感動が、写真にすることで伝わるのではと考えています。忙しい日々に公園の花を見る余裕のない人が、作品の花を見てほっとしてもらえれば嬉しいです」
今回が初めての個展だと、ひらはらさん。会場には、見ているだけで心が躍るような優しい花の作品20点が飾られ、それぞれの作品に花言葉が添えられています。
展示最終日の3月16日(土)14:00~15:00には、トークイベント「おもしろくて役に立つ花写真のはなし。」があります。ぜひ会場は足を運び、作品を見ながら、小さな春の訪れを感じてみてはいかがでしょう。
期間中の午後は在廊予定とのこと。ひらはらさんのツイッター@hiraharaaiで在廊予定をご確認ください。
【ひらはら あい 写真展「花の便り ー淡い蜜の味」】
会期:2019年3月6日(水)~3月16日(土)
10:00~18:30
会場:EIZOガレリア銀座
https://www.eizo.co.jp/galleria/ginza/event/