事故とも事件とも呼べない日常のハプニングに出会うことはよくあります。しかしそれらはすぐに忘れがち。写真に撮っておければ思い出したり、誰かとシェアしたりできるかもしれませんが、そういう瞬間にシャッターが間に合わないのが常です。
そんな一瞬を撮り逃したくなくて、私はいつも首からカメラをぶら下げています。
「カメラが本体で、オカダさんは付属品のようだ」とからかわれるほどです。
そうして、2008年から2020年まで撮りためた東京を”©️TOKYO”と名付けて発表してきました。10年以上かけて撮った写真は97万枚以上にも及びます。
今展示は、”©️TOKYO”の一区切りとなるものです。
東京のその”時”にしか見られない非日常を、楽しんでいただけたら幸いです。

本展は京都写真美術館 ギャラリー・ジャパネスク2Fで、2021年10月5日(火)から10月17日(日)に展覧いたします。
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