齋藤陽道、澄毅

Saito Harumichi、Sumi Takeshi
齋藤 陽道(さいとう はるみち)

1983年、東京都生まれ。東京都立石神井ろう学校卒。熊本県在住。
ろう者として生きる自身の経験を背景に、視線、距離、時間、関係性といった要素を丁寧に掬い取りながら、言語に還元される以前の感覚を写真として定着させてきた。

代表作に、震災以後の世界と幼子が遊ぶ生の連なりを見つめた《神話》シリーズ、ろう者の仕事と暮らしを記録する《働くろう者を訪ねて》、作品群などがある。近年は、写真を「記録」や「証拠」として消費するのではなく、時間を超えて残り続ける「ことば」として捉える視点から、大判プリントや写真集制作にも力を注いでいる。

個展(抜粋)
2019 「至近距離の宇宙」/東京都写真美術館
2020 「絶対」/日本橋三越本店 コンテンポラリーギャラリー
2022 「存在。生。死。あわいの光。」/るんびにい美術館
2023 「TOPコレクション セレンディピティ 日常のなかの予期せぬ素敵な発見」/東京都写真美術館

主な作品・シリーズ
2011~ 「感動」「感動、」「感動。」
2015~ 「神話」
2020~ 「働くろう者を訪ねて」
家族写真シリーズ ほか

コレクション
ワタリウム美術館
東京都写真美術館
熊本現代美術館

出版
2011年『感動』(赤々舎)
2019年『感動、』(赤々舎)

・Web: https://www.saitoharumichi.com/


澄 毅 (すみ たけし)

1981年京都生まれ。明治大学文学部•多摩美術大学情報デザイン学科卒。「見える先の世界を見出す」ことをテーマに主に写真を用い、身体的な感覚を重視した制作過程で作品を発表している。本に「空に泳ぐ」「指と星」(いずれもリブロアルテ刊)。
近年は写真に刺繍を施す新しい作品を発表している。公共的な場での作品制作として、2024年には難病であるALSを扱う映画「杳かなる」のビジュアル作成やLGBTのかぞく写真に刺繍を施したりしている。


近年の展覧会に「東京好奇心2020 渋谷」(2020年・Bunkamura),「等伯の桜と春の濃淡」(2022年・京都妙蓮寺)など。主なコレクションにagnès b.。主な作品提供に単行本「ポラリスが降り注ぐ夜」表紙(李琴峰著)、ジェイアール京都伊勢丹20周年記念ビジュアル、「シルエットファミリー」展(LGBTQ+のかぞくをテーマとした写真展、一般社団法人 こどまっぷ主催)など。


2013-2020年までのパリ滞在を経て日本に帰国してから写真に刺繍を施す新しい作品を発表している。Metamorphosisシリーズは写真の「かつて/そこに/あった」というテーゼに刺繍を用いて変容を促し、新しい世界を提示するものである。


個展(抜粋)

2025「concorde」ADF ART GALLERY(東京)

2024「For a better world」(hIDE)GALLERY TOKYO(東京)

2023「Photographs, lost and born」(hIDE)GALLERY TOKYO(東京)

2021「halo」 BOOK AND SONS (東京)

2020「Les Fantaisies」Galerie Grand E’Terna(パリ)


アートプロジェクト

2023 「シルエットファミリー」展 / 共同プロジェクト:一般社団法人こどまっぷ


アートフェア(抜粋)

2024  ONE ART TAIPEI 2024(台北) / (hIDE) GALLERY TOKYO

2023  ART FAIR ASIA FUKUOKA 2023(福岡) / (hIDE) GALLERY TOKYO

2017 fotofever(パリ)/ gallery Main

2016 affordable art fair(ニューヨーク)

2012 no found photo fair(パリ)/ リブロアルテ

2012 TOKYO PHOTO 2012(東京)/リブロアルテ


コレクション
2013 agnes b. 


出版

2019.09 「指と星」 リブロアルテ
2012.10 「空に泳ぐ」 リブロアルテ

・Web: www.takeshisumi.com