東京都西多摩郡檜原村

東京都西多摩郡檜原村
産業編集センター 出版部
2022/03/02 ~ 2022/04/15
東京都西多摩郡檜原村

【旅ブックスONLINE 写真紀行】
産業編集センター出版部が刊行する写真紀行各シリーズの取材で訪れた、全国津々浦々の風景を紹介しています。
書籍では掲載していない写真も地域ごとに多数掲載。
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東京とは思えない山間の風情ある里
 
東京に檜原村という村がある。島嶼部をのぞけば東京唯一の村で、都の最西端に位置し、約2000人の人々が暮らしている。多摩川の支流である秋川の上流にあるため、村のほとんどが山林で占められており、江戸時代にはその資源を生かして、江戸の木材供給地として繁栄した歴史をもつ。この山あいの村のなかでもとくに広くひらけた地にあり、村で一番空が広いといわれているのが人里地区である。南秋川に沿って走る檜原街道沿いに点在する和田、事實(ことずら)、上平(かみだいら)、笛吹(うずしき)の四つの集落を総称して人里と呼ばれている。

『ふるさと再発見の旅 関東』産業編集センター刊 収録