猪原樹 写真展「鉱の轍」

猪原樹 写真展「鉱の轍」
猪原 樹
2022/09/13 ~ 2022/09/18
京都写真美術館 ギャラリー・ジャパネスク

京都写真美術館 ギャラリー・ジャパネスク 2階展示室にて、2022年9月13日(火)から9月18日(日)まで、猪原樹 写真展「鉱の轍」を開催します。
※最終日17時まで


かつてこの国には、幾千の鉱山があった。
石炭をはじめ、金・銀・銅・鉄など様々な鉱産資源が、近代化、戦後復興、高度経済成長を支えてきた。
しかしながら、コストの問題やエネルギー政策の転換に伴い、鉱山は次々と閉山に追い込まれ、街からは人が消えた。

今、閉山された鉱山跡は、産業遺産として保存を進めている所もあるものの、その多くは少しずつ自然へ還ろうとしている。

崩れたレンガ、錆びついたレール、廃墟と化した鉱山住宅
鉱山跡に遺された物たちは、今も静かに語りかける。
この国の栄枯盛衰と共に歩んできた道のりを。