エドワード・レビンソン写真展『フランスの光』

エドワード・レビンソン写真展『フランスの光』
エドワード・レビンソン
2024/09/09 ~ 2024/10/05
Art Gallery M84

 Art Gallery M84は、 2024年9月9日(月)よりエドワード・レビンソン写真展『フランスの光』を開催致します。

今回の作品展は、Art Gallery M84の第144回目の展示として実施する写真家 エドワード・レビンソンの個展です。この写真展は、ピンホール写真の第一人者であるエドワード・レビンソン氏が40年近く取り組んできた世界であり、ひそやかな大地の声(Whisper of the Land)を聞き、フランス(アルル、リオン、パリ等)の日常の自然の中に “ひらめきの瞬間” など不思議な光を感じ、四回に渡り渡仏して数種のピンホール・カメラで撮影した未発表作品でモノクロームプリントによる約35点で構成・販売予定です。是非ご覧ください。

ピンホール・カメラで制作した短編映画「東京物語」が6件の国際映画コンペに入選。短編映画「パリの光」は、5つの賞を受賞。また、先月バルセロナ(スペイン)の実験写真フェスティバル(7月24日〜28日)に招待され、「マインド ゲーム」写真展、デジタル ピンホールムービーワークショップ、および「さまざまなピンホール体験」をテーマにした、コンファレンス パネリストとして参加。京都の短編映画も上映。国際的に活躍するエドワード・レビンソン氏です。

※9月14日(土)16:00~17:30 写真家 エドワード・レビンソン氏による『ピンホール写真』をテーマに、ギャラリートークとピンホールムービー上映会を予定。エドの受賞歴のある短編ピンホール映画「Paris de Light」は、日本でのプレミア上映です!(先着15名、ギャラリートーク実施中は入場制限を致します。)

 
作家の一言
 2013年と2018年の間に四回、数種のピンホール・カメラを携えてフランスに行った。主に使ったのは、標準レンズと同じ焦点距離のカメラだった。自分の目で見ているのに近い光景、そのままの光、フレーミングに細かく注意を払い、場所と時間により、アナログフィルムの4x5inchと中判6x7cm、そして自分で手作りしたピンホールボディキャップが着いているデジタルカメラを使い分けた。

 フランスの光は、常に芸術家にインスピレーションを与えてくれた。私が訪ねた6地域は、どこも素晴らしい特質をもっていた。ボージョレーの友人の旧い庭園。地元の写真家に案内されたルー川河畔の谷。秋のモネの庭、ゴッホが愛したアルルの町、映画祭の街カンヌ、16世紀の詩人ピエール・ド・ロンサールが住んだトゥールの僧院で、詩を作り、野菜やバラの花を育てていたのだ。そしてパリの街を何時間も歩き回った。これらの光のスポットに、私は現在と過去の真髄を見出した。

エドワード・レビンソン

 


 

▼写真展概要
エドワード・レビンソン写真展『フランスの光』
期  間:2024年9月9日(月)~ 10月5日(土)
     10:30~18:30(最終日17:00まで)
休 館 日:日曜日
会  場:Art Gallery M84
     東京都中央区銀座四丁目-11-3 ウインド銀座ビル5階
     artgallery-m84.com
入 場 料:500円

作 品 数:約35点
作品購入:展示作品は、全て購入可能
主  催:Art Gallery M84

公式サイト 掲載ページはこちら

 

Art Gallery M84では、「アートを展示する場、鑑賞する場、作品を購入できる場」にとどまらず、アートを楽しみ、アートを通じての自己表現を志す方々が集える場所、アートの可能性を広げていく拠点になることを目指しています。プロ・アマを問わず、幅広く作家を紹介する企画を開催してまいります。