松本芳明写真展「出生地」

松本芳明写真展「出生地」
松本 芳明
2026/02/04 ~ 2026/02/15
ギャラリー イー・エム 西麻布

故郷だが素直にふるさとと呼べない「出生地」。
水路と古墳が点在し、山に囲まれている街。季節の花々の絶えない小さな庭。
父は大正12年に生まれ、昭和19年に入隊。満州に出兵し、昭和21年ナリーム収容所つまりラーゲリに捕虜となり、昭和23年朝嵐丸で復員する。昭和27年結婚、長男である自分が生まれた。
幼少期から父親の「歯を食いしばれ」に続く往復ビンタ。
晩年父の手作りの将棋盤を見て、父に将棋を教わった記憶が蘇る。
暴力をふるうことでしか伝えられなかったことは何だったのか。時代が産んだ人格。しかしその中で父は仏像の絵を描き続けた。そんな父の声を受け止めたいと今は思う。
長い時の末、いつか過去を振り返り受け止めることができると信じている。

 
Photo 松本芳明
Directed by 鈴木光雄

 


 

松本芳明写真展「出生地」
会期:2026年2月4日(水)~2月15日(日)
   12:00~18:00(月・火曜日休館)

会場:ギャラリー イー・エム 西麻布
   東京都港区西麻布4-17-10
   03-3407-5075
   takeuchi-studio.jp/gallery_em