山岸正和写真展「夢十夜」

山岸正和写真展「夢十夜」
山岸 正和
2026/03/03 ~ 2026/03/13
ギャラリー ヨクト

「夢十夜」は、〈こんな夢を見た〉という書き出しから始まる夏目漱石の十個の短編集です。人の意識内の感情を主人公(漱石自身か?)が見た夢を用い、詩的な文体で表現しています。

写真家に夢は撮れない。出来るのは目の前の現実を切り取る行為だけです。

不安、恐れ、虚無。漱石は夢を主題とする事で、人のそんな心の底を描きました。しかし、夢は悪夢ばかりではない。温かい夢、幻もあるでしょう。

現実でしかない目の前の景色が夢に見える瞬間がある。記憶、既視感、人の観念が現実を夢の景色に変えていく。

何かが潜む場所を求め、時に誘い込まれ、カメラに収められた写真にはもうひとつの現実があります。それは夢と現実がクロスした瞬間の様です。

記憶は嘘をつく=それは人によって作られた夢か?そんな“幻想”こそ、人の理想の世界なのかもしれません。

現実の複写である写真の中に写真家の〈夢〉はあるのでしょうか?

 


 

山岸正和写真展「夢十夜」
会期:2026年3月3日(火)~3月13日(金)
   13:00〜19:00/3月9日(月)休み

会場:ギャラリーヨクト
   東京都新宿区四谷4-10 ユニヴェールビル102
   東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目」駅2番出口から徒歩5分

在廊日等、詳細は公式サイトブログページをご覧ください。