小林紀晴 写真展「遠い光 – Lost Asia –」

小林紀晴 写真展「遠い光 – Lost Asia –」
小林 紀晴
2020/02/08 ~ 2020/03/01
京都写真美術館 ギャラリー・ジャパネスク

京都写真美術館 ギャラリー・ジャパネスクでは、2020年2月8日(土)から3月1日(日)まで、2階展示室「花」にて、小林紀晴 写真展「遠い光 – Lost Asia –」を開催いたします。

あれから30年近くがたった。バブルが弾けた直後、新聞社のカメラマンをやめてアジアへ旅にでた。1990年代前半から半ばという時期。バンコク、上海、バリ、香港……さまざまな場所をモノクロームの写真でとらえた。現在では多くの街が劇的に変わった。それは私の想像を超えるスケールで、東京のそれを大きく上回っているようにも思う。面影も、形すらないというところもある。あの頃の街に再び立つと、ふとすべてが消滅したかのような感覚をいだいた。

 

今回の展示では、未発表のカラー作品も含め、当時のスナップを中心に新たにセレクトします。
なお、本展は2019年11月6日(水)から11月23日(土・祝)に東京・馬喰町のアートギャラリーKKAG(Kiyoyuki Kuwabara Accounting Gallery)にて開催された展覧会の巡回展です。

協力:KKAG(Kiyoyuki Kuwabara Accounting Gallery)
展示企画:池谷修一