MANA 野元 学 写真展「Humpback Whale ~東京都クジラの楽園~」

レポート / 2018年10月9日

ド迫力、小笠原のザトウクジラ

小笠原諸島在住の野元さんは、25年にわたり島にやってくるザトウクジラの生態を調べながら撮影をしております。
野元さんは「ザトウクジラはクジラの中でもジャンプなどのアクションをすることが多く、長い胸びれと美しいフォルムに魅了され、ザトウクジラを追いかけている」と話します。

まるでバンザイをしているかのように胸びれを広げてジャンプする姿、母親にじゃれつく赤ちゃんクジラ、夕日をバックに悠々と潜っていく様子など、あらゆる視点から撮影された作品31点が展示されております。

展示プリントは「ChoromaLuxe(クロマラックス)」という日本ではまだ珍しいメタルプレート素材を採用。14層の特殊コーティングを施すことで、色の再現性、透明感、奥行きが出る立体感など、従来のプリントとは違ったまるで4Kテレビの静止画のような表現ができる事が特徴です。
また、室内展示では半永久的に退色がなく、耐久性にも大変優れているそうです。

今後の活動についてお聞きすると「世界遺産に登録された小笠原諸島は、撮っても撮ってもまだ撮り尽くせないと感じている。今後も撮り続けて、世界に誇れる素晴らしい海と生き物たちがいる事をたくさんの人に伝えたい」と話してくれました。

10月14日(日)15時から野元さんのギャラリートークが開催されます。参加無料、申込不要ですので、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

【MANA 野元 学 写真展「Humpback Whale ~東京都クジラの楽園~」】
会期:2018年10月3日(水)~10月15日(月) ※火曜日休館
時間:10:30~18:30(最終日は16時まで)
会場:リコーイメージングスクエア大阪
http://www.ricoh-imaging.co.jp/…/squa…/2018/10/20181003.html
MANA 野元学さんのHP
http://mananomoto.com/top.html