萬屋 鷹伯 写真展「メイン I Love Maine」

レポート / 2018年2月24日

~モノクロの色調の奥深さに目覚める~

会場にて、萬屋さん

テーマのメインは、アメリカの最東北部に位置し、バケーションランドとして親しまれている州。
友人がメイン州に移住されたのをきっかけに、さまざまな野生動物や素晴らしい自然に魅せられ、毎夏行かれているとのこと。

手焼きで一枚一枚現像された黒白作品は、色調の奥深さをあらためて考えさせられ、まるで時が止まったかのような静謐な空気を感じます。

現像の研究者である萬屋さんに、なぜ黒白なのかとお聞きすると、自分で好きなようにコントロールできること。フィルムの現像の仕方でいろいろと変化がつけられ、思いどおりの色で写らないところが、黒白の一番おもしろいところと語ってくださいました。

黒と白という、微妙なコントラストから生まれる世界。
ぜひ会場へ足をお運びください。

【萬屋鷹伯(鈴木孝史) 写真展「メイン I Love Maine」】
会期:2018年2月14日(水)~3月5日(月)
12:00~19:00(最終日は17:00まで)
会場:Gallery Storks ギャラリーストークス(火曜定休)
http://www.gallerystorks.com/news.html