嘉茂 雅之「オラ!ハバナ」展

レポート / 2019年5月16日

~ハバナのリアルな空気感。人々の生き生きした姿とともに、あるがままの息吹を感じる写真展~

嘉茂さんと写真作品

「普段は雑誌、広告で人物を撮る仕事をしているのですが、プライベートでも時間を見つけて海外に旅に出て写真を撮っています。10年間、個展を開いてなかったのですが、その間にたくさん作品が溜まってきていまして、自分の中ではそれらをいつか発表しないといけないと思っていました。昔からキューバには特別な思いがあり、またハバナは世界的に見ても特異な都市でもあります。もしこの先外資が入ってくるようになればこの美しい街並みがなくなってしまうかもしれません。そうなる前に自分自身の目で見て写真に残さないといけないと強く思い昨年の9月に約2週間滞在して撮影しました。この美しい街並み、ピュアな人々を多くの人にぜひ見てほしいと思っております。」とお伺いしました。

全点フィルムで撮影され、4×5と645でそれぞれ撮られた作品は、違いを出して展示されていて、リズムを感じます。
ハバナの街について「光がまず日本と違いますね。湿度の違いからでしょうか黄みが強い気がしますし、ハバナは中南米に位置しているので昼間は日差しももの凄いです。行く前は50年代のクラシックカーや古い街並の美しさを想像してそういう写真が取れたらと考えていたのですが、行ってからはピュアでキラキラした人々に目を奪われました。どちらも撮りたいと滞在中一日10時間はカメラを担いで被写体を探していました」とのこと。
「もともと仕事にする前から写真をやっていたのですが、カメラとフィルム、それだけを持って海外に行き自分の足だけで撮りたいものを見つけてくる。原点・初心に戻るような気持になります」。
あるがままの惹かれたものをリアルに撮影するのを大切にされている嘉茂さん。

「元々はアメリカが好きで、10年ぐらい前にバスで一周したのがきっかけなのですが、アメリカを撮るのをライフワークにしたいですね。場所場所によって住んでいる人も風景も全然違ってくるので、そういうのを撮影して今回のように発表していきたいです」。
すでに行かれたところはHPでも公開されているとのこと。写真展でも今後こちらの作品を見る機会もありそうですね。楽しみです!

彩り豊かでノスタルジックな空気感を纏う街、そこに住む人たちを撮影された作品からは、大らかで生命力のある息吹を私たちに伝えてくれます。ぜひ会場へ足をお運びください!

【嘉茂 雅之 写真展 「オラ!ハバナ」】
会期:2019年5月15日(水)~5月19日(日)
11:00~19:00(最終日17:00まで)
会場:ピクトリコ ショップ&ギャラリー表参道
https://www.pictorico.jp/press-release/detail/441/