2020 SAMURAI FOTO写真展「Endless Discovery」が、12月4日(金)まで六本木駅から徒歩5分ほどのところにあるSTRIPED HOUSE GALLERYのMフロアとBフロアで開催されています。本展は、エルータ美術館(※1)で開催された展覧会「SAMURAI FOTO ―日本の現代写真の匠たち」の凱旋展です。
■SAMURAI FOTOとは
SAMURAI FOTOは、日本の写真がアート作品としてより高く、広く認識されることを目的に設立されたクラブ。その目的を達成するため、2012年より作品の発表や世界との交流、作家の育成を行なうとともに、海外のフォトレビューやフォトフェスティバル、フォトオークションなどに積極的に参加し、多くの実績を上げてきました。アート写真を通して世界の人々と文化の架け橋をつくっていくことを目指されています。(SAMURAI FOTO WEBサイトより引用)
■SAMURAI FOTO写真展“Endless Discovery”&エルータ美術館展示作品凱旋展について
SAMURAI FOTOの日本国内でのグループ展は2018年2月以来、2年9カ月ぶりになります。その間、私たちはロシア、イタリア、ロサンゼルスなどでグループ展や個展を開催してきました。ギャラリーや美術館での展示やレクチャーを行ない、世界の人々と交流し多くのことを学ばせていただきました。しかし、今年に入り世界の状況が一変し、私たちも作品発表や交流の場が大きく制限されました。そのような中で私たちが考えていたのは「このような困難なときこそ、できることがあるのではないか」ということです。
SAMURAI FOTOの創立からの目的は「作品で世界に貢献すること」です。コロナ禍でも立ち止まらずに作品を発表し続ける。それによって、今まで指導していただいたキュレーター、ギャラリー、美術館への恩返しをし、世界の人たちに「一緒に前進しましょう」というメッセージを送る。それは私たちの終わりなき写真表現への探求であり、新たな発見でもあることからこの写真展を“Endless Discovery”と名付けました。(ステートメントより引用)
■展示作品の一部を公開! Mフロア
■Bフロア(エルータ美術館で展示された、蓮見博明さん、吉田繁さん、佐藤素子さん、佐々木浩二さん、原田浩司さん、エバレット・ケネディ・ブラウンさんの6名の作品がご覧いただけます)
※本展では、11月20日(金)まで同会場で開催されていた千代田 路子さん写真展「私は彼女と長い夢を見る」の作品も一部展示されております。前回の展示を見逃されてしまった方も、ぜひ会場へ足をお運びください!
※1「エルータ美術館」:ロシアの首都・サンクトペテルブルクにある、ロシア最大の現代アートの殿堂。現代アーティストの作品の発見、研究、収集、普及を目指しています。“Era”と“Arta”という2つの言葉を結合した「芸術の時代」という名前に表されるように、巨匠だけでなく、才能ある新しいアーティストを応援。生きている作家を財政的に支援するために作品を販売する国際的なギャラリーという側面も持っています。現代美術館だけを扱うロシアで唯一のエルータ美術館はロシア全土のトップ10に入るミュージアム。私立の美術館としては最大の面積を誇ります。(ステートメントより引用)
【2020 SAMURAI FOTO写真展「Endless Discovery」】
会場:STRIPED HOUSE GALLERY MフロアとBフロア
会期:2020年11月26日(木) 〜 2020年12月4日(金)
11:00~19:00(最終日は15:00まで)
http://striped-house.com/now0.html
SAMURAI FOTO WEBサイト
http://samurai-foto.jp/