ルーニィ・247さんではじめられた写真集の制作、販売のサービスをご紹介!

その他 / 2019年7月22日

取材時にテスト印刷されていたものを見せていただきました。

東京・小伝馬町にある写真作品を中心に取り扱うギャラリー「ルーニィ・247 ファインアーツ」さんで、写真集の制作、販売のサービスをはじめられたとのことで、代表の篠原さんにお話を伺ってきました。

まず実際に会場で販売された例を参考に話してくださいました。
例えば火曜はじまりの展示で初日に沢山売れた場合、お客様が多い週末まで在庫が持たないだろうという予測をたて、初日に増刷分を発注。水曜日にも初日同様に動きがあり、増刷分でも足りなさそうなら再増刷、というように細かい注文数の設定が1冊からできるとのこと。

-入稿して写真集ができあがってくる日数を教えてください。

5日ですね。週の前半であれば、会期中に増刷分が間に合います。

-週末には間に合うということですね。

はい。細かく注文することで、印刷部数の無駄をできるだけふせぐことができます。今回はかなり売れ行きが良かったので、会期終了時には3冊のみが在庫になりました。

-写真家さんが支払われる費用は、その3冊分のみということでしょうか。

そうです。1冊あたりの印刷単価×余った冊数分を支払ってもらえれば大丈夫です。写真集の売上が印刷代金になりますので、比較的初期投資が少なくても本を作ることができます。

オフセットですと最低部数として200~300は作らないといけませんし、印刷冊数全てを買い取らなければいけないので、軽やかな体裁の冊子を作って会場に置きたいなと思っても、それがネックになります。
1年に1回展示をする作家さんを例にお話しすると、前回の展示で作った写真集が手元に数冊しかなくても印刷データがありますので、前回の写真集も今回の写真集と合わせて販売することもできますし、その場合の刷り部数は前回の売れ部数を参考に、印刷部数を決めることができます。このように展示ごとに写真集を作るということに、トライしやすくなります。「ルーニィ・247」でのアドバンテージは、スタッフが常駐していますので常に販売対応可能ですし、売れ数などもチェックしています。

写真集の制作についてもお聞きしました。
-写真集のサイズについて教えてください。

A4とA5があります。

-今までのお話からも初期投資はなしということですが、写真集の最低部数は何冊でしょうか。

ギャラリーでの展示を予定されている方は20冊からになります。そうではなく純粋に本だけお願いしたいという方は、40冊からになります。編集費はいただいていないので、その辺りも含めて、他の写真集サービスと比較検討していただければと思います。

-ディレクションもしていただけるということでしょうか。

現在はオーナーの篠原俊之が全てディレクションします。レイアウト・校正もこちらで行いますので、画像データを準備していただくだけで大丈夫です。また会期終了時に残った部数分の印刷代金をお支払いいただき、その在庫を別会場での展示で手売りしていただくのも大丈夫です。

-マージンが設定可能とのことですが、詳しく教えてください。

印刷代金にプラスしてマージンを設定していただくと、そのマージン×売れ部数を会期終了後にお支払いします。

レイアウトは何パターンか準備していただけ、プルーフ確認では色補正のアドバイスもいただけるとお伺いして、写真展示という準備することが多いときに心強く、費用という面でも制作に踏み切りやすいと思いました。
制作全般のプロであるルーニィ・247 さんならではのオリジナル写真集制作、販売のサービスです。お問い合わせはお気軽にとのことですので、検討されている方はぜひ!(こちらにも詳しく説明されていますのでご覧になってください)。

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