写真家、公文健太郎氏がとらえたのは、東北の大地を悠々と流れる北上川。
一筋の湧き水から始まるその流れは、多くの支流と交わり大河となって、250キロ先の海へと続いています。
流域の農業は川がもたらした肥沃な大地のもと栄えました。また川の流れをつかい、ものを運ぶことで文化が発展しました。
川に生きる命を享受し、また時に荒れ狂う川と共に生きてきた人々。
岩手県から宮城県にまたがるこの北上川を通し、日本人の営みの中を流れ続けてきた川の存在を見つめた写真展です。
会期中の9月28日(土)11時より、キヤノンギャラリー銀座にて
写真家 西野壮平氏と日本とイタリアの二つの国を代表する大河を旅した二人の写真家によるギャラリートークも開催されます。
同時開催でJam Photo Galleryにて写真展「川のある処」も開催されています。
北上川の作品の中から川に抱かれたどこにでもある、どこかにある町を想像しモノクロ表現でとまとめた作品を展示されています。こちらもぜひ!
2019年9月24日(火)〜10月6日(日)
12:00~19:00(日曜17:00まで)
会場:Jam Photo Gallery(月曜定休)
https://www.jamphotogallery.com/exhibitions
【公文 健太郎 写真展「暦川」】
会期:2019年9月26日(木)〜10月2日(水)
10:30~18:30(最終日15:00まで)
会場:キヤノンギャラリー銀座(日曜・祝日定休)
https://cweb.canon.jp/gallery/archive/kumon-koyomigawa/index.html
公文さんのWebサイト
http://www.k-kumon.net/