立木 義浩

Tatsuki Yoshihiro
徳島県に生まれる。生家は明治より続く写真館を営む。1958年東京写真短期大学(現・東京工芸大学)写真技術科卒業。その後、広告会社アドセンター設立時にカメラマンとして参加。1965年に『カメラ毎日』の巻頭56ページにわたって掲載された「舌出し天使」でデビュー。1969年フリーランスとなり、女性を中心とした多くの作品を発表する一方、広告・雑誌・出版など幅広い分野で活躍する。1965年に第9回日本写真批評家協会新人賞、1987年に第18回講談社出版文化賞写真部門を受賞。1979年から現在まで東京工芸大学のフォックス・タルボット賞の審査員(2022年度より審査委員長)も務めている。
[近年展覧会]
2018 銀座channel 「白と黒の協奏曲」
2018 原宿BOOKMARK「舌出し天使 A FALLEN ANGEL」
2019 上野の森美術館 「時代」
2019 LEICA GALLERY 「まばたき」
2020 KKAG「Afternoon in Paris/昼下がりのパリ」
2021 フジフイルム スクエア「遍照」
2022 KKAG『Ko・So・A・Do』「過去はひとつの異國である」ハートレー
2023 キヤノンギャラリー『日本再発見 「ISLAND HOPPING」』


[主な著書]
1971 『GIRL』『私生活/加賀まりこ』
1980 『MY AMERICA』
1990 『家族の肖像』
1998 『東寺』
2001 『KOBE・ひと』
2007 『ありふれた景色』
2012 『小女』『Tōkyōtō』
2013 『étude』
2014 『Yoshihiro Tatsuki 1~8』
2016 『動機なき写真』
2018 『舌出し天使 A FALLEN ANGEL』
2019 『20C』
2023 『七つの真実にまさるひとつのきれいな嘘を』 など他多数