後藤 芳貴

Yoshitaka Goto
京都産業大学経営学部卒業。2018年に写真事務所「ジャムアーツ」を設立。ロモグラフィーのフィルムカメラとの出会いを契機に、アナログの多重露光技法を駆使して作品を制作。クリストファー・ノーラン監督の時間と空間を超越する映画作品や、シュルレアリスムの巨匠マグリットの影響を受け、超現実的かつ狂気的なビジュアルで独自の物語を描き出す。
作品は音楽ジャケット、書籍の装丁、広告など、様々なデザインのアートワークとして使用され、視覚的なインパクトと独自の世界観で多くの評価を受ける。代表作には、シンガーソングライターのナオト・インティライミ氏の配信シングル「Rure」や「ありったけのLove Song (feat. banbanzai)」のジャケット写真、直木賞作家桐野夏生氏の著書「バラカ」上下巻の装丁などがあり、クライアントの意図を的確に反映したアートワークが高く評価される。
作品発表は各地にて個展を開催するほか、国内外のアートフェアにも出展。一方でフィルムカメラの魅力を伝えるワークショップ講師としても活動。さらに2018年の「Inception」(バッファロープレス)、2019年の「X-ing」(233 PRESS)、2023年の「Mission」(233 PRESS)といった出版物を通じ、独自のビジュアルストーリーテリングを展開している。

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