後藤 芳貴

Yoshitaka Goto
京都産業大学経営学部卒。フリーランス写真家。2018年写真事務所ジャムアーツ設立。2008年に旧ソ連を起源とするLomography(ロモグラフィー)社製のフィルムカメラに出会い、実験的な表現やクリエイティブな自由を追求する世界中のロモグラフィーユーザーに触発され、一つのコマに異なる被写体を重ねて撮影する技法の「多重露光」に没頭。このアナログな技法によってSF映画や絵画的な世界感を持つ作品を数多く制作。特に映画監督クリストファー・ ノーラン氏の時間と空間が交錯する映画作品やマグリットなどによる超現実主義の絵画作品から大きな影響を受けてきた。それらは時に幻想的で時にクレイジーな作品として様々なコンペで評価を受ける。作品発表は各地で個展を開催し、国内外のアートフェアにも出展。また作品は各種広告や書籍の装幀、音楽ジャケット、企業カレンダー等のアートワークに提供。一方でフィルムカメラに よるワークショップの講師を各種学校や施設で勤める。2018年にバッファロープレスより「Inception」、2019年に233 PRESSより「X-ing」、2023年3月に233PRESSより「Mission」を出版。

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