ベルギーの画家ルネ・マグリットの作品をオマージュしたフィルムカメラによる多重露光の作品展示。シュルレアリスト（超現実主義者）として活動したマグリットの作品は私にとって多重露光のヒントを多く与えてくれる。現実と現実を重ねるにも関わらず多重露光は意外な並列や不条理が生みだす。それはシュルレアリスムの特徴の１つでもある。今回の展示作品は「マグリットがもし写真家だったら…」と想像しながら彼が描いてきたモチーフを使い私なりのアイデアを加味して制作。そんなフィルムカメラによるアナログな多重露光の不思議な世界を楽しんで頂きたい。

本展は、京都写真美術館 ギャラリー・ジャパネスク2Fで、2022年7月5日(火)から7月17日(日)まで展覧いたします。
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