WOMB 10th Anniversary

WOMB 10th Anniversary
WOMB
2024/04/16 ~ 2024/04/28
京都写真美術館 ギャラリー・ジャパネスク

京都写真美術館 ギャラリー・ジャパネスク 2階展示室にて、2024年4月16日(火)から4月28日(日)まで、WOMB 10th Anniversaryを開催します。※最終日17:00まで


<グループ・展示概要>

2013年より写真誌『WOMB magazine』を発行する、写真家グループWOMBによる展示です。
“WOMB”という名前には、ものが生み出される(育つ)場、未だ誰も知らない世界への入り口という意味が込められており、毎号実験や挑戦を試みながら所属作家の作品発表の場として展開してきました。
WOMBは昨年10年目を迎え、これを記念し『WOMB10周年記念号』を刊行しました。本展は、「WOMB 10th Anniversary」としてメンバー(植田真紗美、川崎璃乃、カリーナ・レナード、幸本紗奈)による作品展示のほか、本誌の全ナンバーを手に取って見られる企画となっています。

HP
Instagram


※本展はKG+2024に参加しております

<展示作品情報>

「two pinholes in one」植田真紗美
今作は「誰かと生きるとはどういうことだろう」という疑問から生まれた。
作者とパートナーの2人(MとR)が各地でピンホールカメラを持ち、同じタイミングにシャッターを切り、数秒から数十秒、同じ時間を写した2枚ずつの写真からなる作品だ。
同じ時間の中で、違う場所にいるかのような2枚の写真や、微妙に異なる似たような2枚の写真たち。それは2人が異なる一人の人間であるということを提示する。関係が近く長くなるほど、忘れてしまいそうになる当たり前のことを。そして、いずれ訪れる別れまでの、ほんのひと時を共有していることを思い起こさせる。

 

「生は、すぐここに」川崎璃乃
この作品は自分自身に起きた出来事がきっかけとなり制作した。
二年半前、子供が生まれたと同時に母を亡くし、死と生そのものを並べて直視せざるを得ない状況になった。
それから「今を生きること(生きていること)」について、深く考えるようになった。
今回、額に嵌め込んだアクリル板をフィルターに見立て、 過去である母の死を捉え直すこと、そして現在の生を再認識することを試みた。
意識を変えれば視点が変わり、過去すらも変えられるのではと考えている。

 

「HAVE YOU EVER CRIED  WHEN PERFECT BLUE SKY DID NOT MOVE YOU?」Kalina Leonard
作家が写真を撮りはじめた2015年から現在に至るまでの間に撮影された風景やポートレートを順不同に集めた作品。過去を振り返ることで自身が抱える鬱という病に向き合い、内省を試みている。

 

「unseen birds sing」幸本紗奈
身の周りにある事物や風景を撮影した作品。
写真にすることで、それらを表象として捉えなおし、見えない領域を連想していく試みをしている。 日々の中に潜むしるしや目くばせの意図を、 私はまだ理解しないままでいる。
できればいつでも少しの期待をもって、 ほの暗いところから蜜と意味を集めていきたい。