『眠れるカメラを呼び起こせ』-コンパクトデジタルカメラ展-

『眠れるカメラを呼び起こせ』-コンパクトデジタルカメラ展-
グループ展
2025/03/04 ~ 2025/03/16
Place M Yokohama

この企画、二人の写真オタクとカメラオタクの呑みの会話からはじまりました。

H1:『最近、おふくろの遺品から出てきたコンデジを使っているんだよ。
    最新カメラは高くて買えないし。売ってもくれないし』
   『色々癖あるけれど、そこそこ使える。軽くて薄くてバッテリーも1ヶ月位普通に持つ』
   『現像ソフトで調整してやると、A4位なら作品になるんじゃない?』
H2:『へ~。軽いねぇ』
H1:『最近、若者の間でも流行っているみたいだしね』
H2:『エモい写真撮れるってね』
H1:『エモい?エモいって、どんな写真?キモい写真?』
H2:『いや、…. 判らん』
google 先生登場
H1:『やっぱり、よく判らんねぇ』

そんな会話の中、
H2:『よっしゃ!place M で、二人写真展やろうぜ!』
H1:『二人で?面白そうだけど、金掛かるなぁ。枚数も大変。プリント代が大変だぞ!』
H2:『じゃ、仲間増やそう!N君とも是非やりたいなぁ。T君も。…』

そして、2024年春、企画始動…
基本コンセプトは、
RAWの撮れないコンパクトデジタルカメラの写真展。
できるだけ安く実行しよう。それでいて、ビシッとした統一感を出そう。
頑張って、エモい写真を撮ろう…

色々ありました。
やっぱり、RAWが撮れるカメラでしたので離脱。 …中古を買ってよ~
カメラが見つからない …貸してあげるよ。
バッテリーが死んでいる … アマゾンにお願いしてみては?
借りていたカメラ、オカシイ。壊れた。 変な画像になる。… とにかく、いっぱい撮れ!後は、何とか出来る…かも

紆余曲折しながらも、年末には賛同者を20名集め、最終活動へと加速し始めました。

作品のテーマに関しては、設けていません。
古いコンパクトデジタルカメラの写真ですので、写真展クオリティでは無い作品もあるかと思います。そこは、大きな目で見て頂き、古いカメラでも結構使えるのねと認識して頂ければ、我々の狙いは達成したと思います。

追伸
写真展には、女子カメラという言葉が流行り始めた時代に、主婦写真家としてメディアを賑わせた
写真家の hana 様にもご賛同頂き、作品を提供して頂きました。

企画:Planning H&H 1962

 


 

■開催情報
『眠れるカメラを呼び起こせ』
-コンパクトデジタルカメラ展-

会期:2025年3月4日(火)〜3月16日(日)
   12:00〜19:00(最終日17:00まで)
   月曜休廊

会場:Place M Yokohama(https://www.placem.com
   神奈川県横浜市神奈川区上反町2-17-2