清永安雄 写真展「6%」

清永安雄 写真展「6%」
清永 安雄
2019/10/01 ~ 2019/10/20
京都写真美術館 ギャラリー・ジャパネスク

京都写真美術館 ギャラリー・ジャパネスクでは、2階「花」にて、2019年10月1日(火)から10月20日(日)まで、清永安雄 写真展「6%」を開催いたします。
本展では独自の視点で自然を捉えた作品20点を展示いたします。

人は目に映った像がそのまま見えているわけではない。 水晶体を通して網膜に映し出された像は脳で様々な処理が施され、私たちはそれを像として認識している。この像はこれまでの経験や知識、思い込みなど、様々な要素によって補完されている。 では電気信号として脳に伝わり、脳が見えたと感じる前の像はどのようなものなのか。私は目が映し出している像のピント位置をずらして撮影した画像を重ねることで表現してみた。

清永安雄

清永は今回の作品を制作するにあたり、重ねる画像を6%ずつ影響するように調整しています。これでは正確な100%の像になりませんが、これは、脳は実際に映し出された像を決して正確に認識しているのではない、という清永の思いが反映されています。 美しい山々や森の景色を独自の方法で表現した作品をぜひ御覧ください。

※作品はすべて販売しています。 価格、エディション、対応サイズ、技法など作品に関するご質問につきましてはスタッフにお問い合わせください。